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膀胱炎

膀胱炎とは、膀胱内に細菌が侵入・増殖し、炎症が起きた状態を指します。
女性(特に働く女性)に多いとされ、一度病気にかかると再発しやすいため、発症時の際は早めに泌尿器科に受診しましょう。

膀胱炎の症状

膀胱炎は、以下のような症状が現れます。

  • 残尿感・・・おしっこがまだ残っている感じがする
  • 頻尿・・・トイレに行ったばかりで、またすぐに行きたくなる
  • 白濁尿・・・尿が白く濁っている
  • 血尿・・・おしっこに血が混じっている

これらの症状に加え、高熱や腰痛がある場合、膀胱の炎症が腎臓まで広がり腎盂腎炎になっている可能性があります。

原因は細菌の感染?
ストレスが溜まっていたり、疲れや風邪などで免疫力が低下していると感染しやすくなります。膀胱炎を起こすのは、ブドウ球菌、大腸菌、セラチア菌、プロテウス、肺炎桿菌、腸球菌などの細菌で、約60%は大腸菌が原因とされています。

膀胱炎の予防

膀胱炎は下記のような点に気をつけることで予防できます。

  • トイレを我慢しない
  • 水分をこまめに摂る
  • 下半身を冷やさない
  • 生理用ナプキンは3時間程度で交換する

膀胱炎の治療

膀胱炎の治療には抗生物質の内服薬を用いる場合が多いです。
2〜3日で症状がなくなり、薬を飲むのをやめてしまいがちですが、再発の可能性がありますので、自分で判断せず医師の指示に従いましょう。